【競馬】単複馬券の資金配分比率に固執して失敗している人のため
単複馬券の黄金比は何:何とかよく見る
だけど単複馬券に明確な黄金比率は存在しないし、あくまで一例だと思う
確かに単複1:3の比率はよく使う。ただ単複馬券で悩んでいる人がネット検索して自分も1:3にすべきなんだな、次からは1:3で買うぞ!
って人は間違っている。
この黄金比を鵜呑みにしても自分のレースの買い方によって全然違うのである
だからまずはネットの情報に固執しないのが重要で、理想はレースごとに柔軟に対応するのが、負けにくい単複馬券ができるんじゃないかと考える
なんで固執した単複黄金比が悪くて、臨機応変に買うのがいいのか持論をかいていく
単勝と複勝
昔の単複、枠連などしかなかった時代を知らないがために、単複馬券をないがしろにしたりしてきた人も多いだろう。
自分がそうだが、ここ数年競馬を始めた人は3連単や3連複、馬連馬単など配当が大きい馬券が普及した後に競馬を始めたため、初心者のうちからそういう色々な馬券を買っていたが、ある時から何かがかみ合わずに自分の◎は勝ったり3着内に絡んだりしたのにお金が増えなかったり馬券が外れてしまい
結局単複馬券が一番いいのか?
と考え始めて単複馬券の比率などを調べ、黄金比を目にしたりすることがある。
だがまずその考えで入ってしまうと黄金比を使って負債を増やすだけで長期で見たら絶対に勝てない、ドツボにはまるコースでしょう。
馬券がどうするから勝てる、勝ちやすいというよりも自分の◎を決めていくことから予想していくことから始めないといけない
◎を決め単勝なのか複勝なのかと馬券を組み立てていくのが最重要
控除率は気にしない
払戻率が引かれているからとよく聞かれているが、払戻率って何?って思う人もいると思う。JRAは馬券によって何%ずつ控除している。
例えば単複は80%だから長期で見ると80%に収束していきやすく、3連単は72.5%に収束していきやすい。この控除率があるから負けやすい。
などと見るけど、実際それは間違っていないか?
確かに払戻率があってそれを踏まえた払い戻しになるのは理解しているけど、購入者は最終的にオッズを見て買うか買わないか決められる。だから払い戻しを計算して買えるわけで、金額調整ができる。
25円のうち10円が国庫に納付されます。これを『第1国庫納付金』と呼びます。残りの15円がJRAの運営に充てられるのですが、各事業年度で利益を生じた場合には、その額の2分の1が国庫に納付され、これを『第2国庫納付金』と呼びます。日本中央競馬会法では、JRAの国庫納付金の4分の3相当額を畜産振興事業に、4分の1相当額を社会福祉事業に充当すると定められています JRA日本中央競馬会・広報部 より引用
控除は国と畜産振興事業と社会福祉事業に充当されているから、形式上、社会のための税金になっているわけだね
何が言いたいかというと、勝つ馬を買えば儲かるし、危険と思えば見送ればいだけでいいわけなのに、払戻率があるからと理由をつけるのはどうかと思ってしまう
1.1倍でも確勝級の複勝なら100万買えば10万儲けられる
つまり予想と資金配分で払戻率を補えばいいんだということ。
単複馬券は同時に買うべきか
今回1番のポイントの黄金比率通りに同時購入するのがいいのか、という問題
これはあくまで場面分けが必要でしょう
最初にも書いた通り、同時購入に固執しない柔軟な考えで臨機応変に対応しなければいけない。複勝を買うというのは金額が大きくなる分、それだけリスクを負うことになる
競馬に絶対はない!どれだけ強くても展開1つで勝ち負けどころか3着にもならない場合もある
どんな時に単複馬券を買う
大事なのは同時買いをするときとしない時を分けるとこと。
毎回同じように買っては負けるリスクが高まってしまうので、同時に買うときは本当の自分で勝負をかけるときにのみにした方がいいだろう
・オッズを見て妙味があったり思った以上に複勝でも回収できるとき
・複勝がボーナスと感じられるとき
など明確にし、同時に買うべき時は勝負レースで1日買うレースが少ない時にし、1日で何レースもする人は単複馬券はやめておいた方が無難だと思う。
単複比率は鵜呑みにしない
重要なのはトリガミにならない資金配分
よく2:1だ3:1だと論争があるが明確に線引きができない
例えば勝負レースで3倍の単勝馬が絶対に勝つと予想して、単勝3倍と複勝1.3倍に配分するとトリガミにならない資金配分は単勝100円、複勝1000円とかになってしまう。
でも絶対に勝つ予想リスクを考えて500円単勝馬券のみでもいいんじゃないか?逆に複勝で130%の回収率を得るのもいいんじゃないか?
こういう買う場面で変動してしまうから単勝馬券は決して資金配分が明確に決められない。そういった問題と同じで◎のオッズ次第で変動させなければいけなくなる
また1Rに着目したトリガミなのか、1日や長期に対してトリガミを考えるとなるとトリガミの認識も違ってくる。
自分の例を挙げてみると、2019年のスプリングS
単勝27倍、複勝5.9倍のエメラルファイトを◎にしたレース
単勝、複勝どっちを買ってもプラスになるこういうオッズの時には資金配分をして複勝圏内でも十分プラスになる買い方が簡単にできると思う。
例)単勝500円、複勝2000円、馬連流し5点×100円と買った
結果として1着だったため大勝となったけど、複勝でも5倍あって馬連も万馬券、複勝5倍だと単複100円でも単複1:2でもプラスになる。
ここでネットで最適な単複比率は1:3だからと考えを固執しないのが重要で、その時に応じた資金配分や他の馬券との組み合わせをしながら単複馬券をメインに置くのがいいんじゃないかと考える
単複馬券からの派生馬券
単複馬券ができてくると色々と派生した馬券の買い方が出来たりする
単勝の抑えを複勝と決めず、単勝買うから抑えは馬連、複勝をメインとするから抑えでワイドを買うなど、自分のそのレースでの◎によってオッズを見て臨機応変に購入するのが競馬をしていくうえで大事なんじゃないかな
最も大事なことだと思うが、自分の1日や土日で買うレース数によって考えるべき
1日1レースに勝負をかけるなら単複馬券で勝負をかけるのもありだけど、1日10Rもやって毎回買ってたら負けるのは目に見えている。
競馬というのはいかにレースを減らして勝負と見たレースに資金をそこにつぎ込むかが回収率を得るうえで重要になってくるから、1日10Rなんてやる人は勝負レースとのレートをかなり上下させなければいけない
ただ競馬は馬券買って応援するのが楽しいから現地に行ったり1日競馬をすると買わずにはいられないという気もわかる。だから稼ぐレースと楽しむレースを分けて考えられるようにしなければならないだろう